コミックス95巻での工藤優作の台詞
「…なので事が終結するまで私と有希子は日本に留まり一緒に策を練ることにした…」
これが工藤優作、有希子が組織篇終結までずっと日本にいてストーリーに絡むということなら結構な出来事である。
ここに至るまで、
- 黒田管理官の正体判明(映画「ゼロの執行人」にて公安の理事官)
- 工藤新一と毛利蘭の仲の進展
- 工藤新一が生きていると組織にバレそうになってきた
- 組織の黒幕の正体の名前が判明(烏丸蓮耶)
となんとなく組織篇の展開が進展してきているように思えるものの、ミステリー・トレイン篇があのレベルだったので、コミックス95巻の時点ではまだ信じていなかったのだが、96巻にて、
- 黒田管理官から安室への「バーボン…」という台詞
- その電話を受けた安室の背景から、95巻で赤井、工藤夫妻との邂逅で何らかの作戦が練られたことの暗示
があり、本当に進展するのではないかと信じてもいいかなと思えるようになってきた。
さらに、
- 羽田秀吉が赤井秀一に電話で依頼していることから、この二人が兄弟であることが明確に語られ、かつ現在でも連絡を取り合い、秀吉が赤井秀一が生きていることを知っていることも明示された。
- 長野県警の諸伏高明の弟がスコッチであることが明示された。
ことにも注目である。これで組織に対抗するコナン軍の陣容は、
- コナンとその友人
- 江戸川コナン=工藤新一
- 工藤優作、有希子
- 服部平次
- 阿笠博士
- 灰原哀
- 毛利蘭
- 赤井一族
- 赤井秀一
- 羽田秀吉
- 世良真純
- メアリー世良
- FBI
- ジェイムズ・ブラック
- ジョディ・スターリング
- アンドレ・キャメル
- CIA
- 水無怜奈
- 本堂瑛祐(CIAではないが水無怜奈の弟なので仮にここに分類)
- 公安
- 安室透
- 黒田兵衛
- 日本警察
- 諸伏高明
- 黒の組織
- ベルモット(組織側の人間だが組織を潰して欲しがってる)
となってきた。結構強力な陣営。もちろん日本警察全てをコナン軍に入れていいのだろうが積極的にストーリーに関与するかどうか不明なので、今の所諸伏高明だけにしている。もっとも諸伏高明が関与するなら大和敢助も関与するだろう。少なくとも日本警察の中でも通常事件篇の面々(目暮、佐藤、高木、千葉、山村、綾小路文麿)とは一線を画すと思う。服部平次の父・平蔵は組織篇には絡まない気がする。
怪盗キッドはもう組織篇には絡ませないらしいのでここには含めない。
毛利蘭は組織篇には絡まないと思っていたが、新一と正式につき合うことになり、またベルモットとの関係から切り札的な存在かもしれないと思いつつある。
京極真は恋話篇の登場人物であり、劇中最強の戦力であることから逆に扱いが難しい。怪盗キッドと同じくチート系なのでおそらく絡んでこないと思われる。
ということで、組織篇が本当に終結に向かっているのではという期待のもと、
- 黒田管理官の発した「バーボン」という台詞の意味するもの
- 赤井一族考察
などを今後書いてみたい。