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カメラ/写真

フィルムシミュレーションのこと

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FUJIFILMのカメラの特徴として「フィルムシミュレーション」があります。これはフィルムメーカーとしてのノウハウで、かつてのフィルムでの色合いを再現する機能です。

カメラ購入前はYouTubeなどで「クラシックネガがエモい」などの情報を得ていたので、最初からクラシックネガで撮っていたのですが、どうにもくすんだ感じしかしない。これは使いどころが重要なのではないか、まずは標準(Provia/スタンダード)で、(偶然いい感じになったいろではなく)狙った色が出せるようになるまでは他のフィルムシミュレーションはあくまでも「ついで」扱いにしておいたほうがいいかなと思ってます。

とはいえ、色の傾向を見ておきたいと、撮り比べてみました。RAWで撮って、FUJIFILM X RAW STUDIOで現像してます。

Provia(スタンダード)

基本の色です。特に不満もありません。

Velvia(ビビッド)

かなり鮮やかな色合いになってます。わざとらしさも感じます。スマホでもここまでは補正してないと思います。

Astia(ソフト)

Velviaよりもソフトな鮮やかさです。スマホに近い発色。

PRO Neg. Hi

ぱっと見ただけではProviaとあまり差を感じません。最近はPRO Neg. Hiでも撮るようにしてます。

PRO Neg. Std

落ち着いた感じですね。

クラシッククローム

全体的にくすんだ色合いになります。空の色も青に若干グレーが混じったように思えます。自分的には当面使いどころがありません。

クラシックネガ

建物などは彩度が落ちていい色合いになると同時に、空の青さはなかなか鮮やかです。被写体によってくすむのか、いい色合いになるのかまだよくわからない。

エテルナ・シネマ

シネマとつくくらいなので、どちらかといえば映画っぽい雰囲気をだすもの?

エテルナ・ブリーチバイパス

彩度がだいぶ下がりました。自分的には当面使いどころがありません。

被写体によって効果が変わってくるので、これだけではまだ判断できないのですが、

  • 通常はProvia(スタンダード)
  • PRO Neg.Hiでも撮ってみる
  • 空の青さ、花の色の鮮やかさを出したい時はAstia(Velviaは鮮やかになりすぎるだけでなく、抑えたいところも鮮やかにしてしまうのでわざとらしさが出てしまう)
  • 落ち着いた雰囲気を出したいときにはクラシックネガ

というのが現時点での自分的な使いどころです。

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