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劇場版名探偵コナン ハロウィンの花嫁感想

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例年なら公開翌日に見に行くのに、公開2週間後になったのは、fripSideのライブの前に、感染しそうな行動はできるだけ避けたかったから。

若干突っ込みたいところはあるけれど、「業火の向日葵」以降で一番面白かったと思う。

以前「「劇場版名探偵コナン ゼロの執行人」にふたつだけ気になること」というエントリーで以下のように書いた。

潜入捜査中に、公安しての仕事をやってはダメじゃないかと思うのだが、どうなのだろうか?

これについては、同じような反省が映画スタッフにあったのだろうか、うまく解消されている。

あと、お決まりの大規模器物損壊(いつものことだからネタバレにもならないだろう)についても、必然性を付加している。「純黒の悪夢」では、大観覧車を破壊したのは黒の組織で、それを止めるために安室やコナンが必死になっていたのでよい。が、「ゼロの執行人」にしても「紺青の拳」にしても「緋色の弾丸」にしても、なんか後味悪かったんですよね。事件は解決してるにしても、とんでもない規模の大損害を出してしまってる。それについても、今回はまあ、後味はよかったほうだと思う。

コナン映画って、少しずつマンネリ化していくんですよ。派手なアクション重視はいいけど、回を重ねるごとに、その派手なアクションの必然性が描かれなくなって、単なる破壊行為、単なる法令違反になってしまう。「異次元の狙撃手」で、クソガキの無法行為に対して天罰が下ったので、それまで「コナンなら何をやっても許される」がもうどんどんマンネリ化してもう許されない(「絶海」では、完全に国家機密漏洩罪未遂)ところまできてたら、その軌道修正がなされた印象があったのね。今回の「ハロウィンの花嫁」も「派手なアクションならどんなに街や建物を破壊しても許される」の軌道修正がされたかな。

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